花を楽しむ新たなスタイル提案 休日は鉄人スポーツに夢中

代表取締役として計３店舗のフラワーショップのマネジメントをこなしている大村さん。一瞬、俳優さんかと思ってしまうような目力。スーツをビシッと着こなしたイケメンだ。祖父が造園業を、母が生花店を営んでいたこともあって子どものころから身の回りにはいつも花があり親しんでいたのだそう。家業を引き継ぐ形で仕事を始めたが「20代のころは、はっきり言ってサーフィンのほうに夢中でした」と照れ笑いする。そんな大村さんを変えたのが一つの出会い。「ヨーロッパから来たフラワーデザイナーの講習を受けたんですが、彼は自分とほぼ同い年なのに、プロとして本当にすごくてカッコよくて。自分もそうなりたいと思いました」。そこからは気持ちを一新、海外のショップに出向き研修を受けたり、ブライダル業界への進出を果たしたり、最近では花に囲まれたボタニカルカフェをオープンするなど精力的に幅を広げるようになり現在に至る。プライベートで今はまっているのが「トライアスロン」。休日は約50km自転車に乗って身体を鍛え、この夏は大井川港トライアスロン大会にも出場予定なのだとか。最後にアステン読者にメッセージ。「たとえば食卓にお花があるだけで食事も楽しくなりますよね。1輪でもいいので生活に取り入れてみると、いつもの日常がちょっと変わりますよ」