asten PEOPLE | 2018.3月号

asten PEOPLE

ブリリアン コージ・ダイキ

芸人

キャリアウーマンにはべるワイシャツ姿の男性二人。ブリリアンはブルゾンちえみwith“B”としておなじみだけど、声を発するのは英単語のみという謎めいた存在。ダイキさんは浜松市出身と聞いて訪ねてみた。いったいどんな二人なの?

"二人なら何か変わるという予感があった。運命共同体のような存在。"

Q.お笑いの道に入られたきっかけは?

ダイキ(以下D) 舞台役者をしながら映画俳優を目指していました。ある舞台でコージに出会って意気投合し、二人で何かやったら面白そうという話になって「一緒に養成所に入ろう」と誘われたんです。ボケもツッコミもしたことがなかったけど、30歳を目前にしてまだ世に出ていない焦りもあり、何か変えたくて応じました。
コージ(以下K) 僕は高校・大学とアメフトをやっていて、大学4年の時には主将として甲子園ボウル(全日本大学アメリカンフットボール選手権大会決勝戦)のフィールドに立ちました。その大歓声を受けた記憶がとにかく輝いていて。「これをもっと味わうにはどうしたらいいんだろう」と考えて、就職をせずにフリーターをしながら(ワタナベコメディスクールとは)別のお笑いの養成所に入りました。その時は「向いていないかな」と感じ、「じゃあ芝居はどうだろう」とツテを頼って出た舞台で相方に出会ったんです。僕も背水の陣。二人なら何か変わるんじゃないか、という小さな希望にすがった結果が今、という感じです。

Q.お互いはどんな存在ですか?

K いっぱい肩書はあります。友達のままだし、ビジネスのパートナーでもあるし。お笑いのためだけに組んだ相手だったらこうはならなかったのかもしれない。
D 運命共同体みたいな感じです。
K おととし二人で夏祭りに行った時、誰にも振り向かれない現実が悔しくて、「来年はみんなに振り向かれて歩けなくなるような年にしようぜ」と言っていたのが、奇跡が起こって本当になっちゃった。

Q.ブルゾンちえみさんとの出会いがあったわけですね。

D ブルゾンさんは事務所の先輩芸人で、出会った時僕らはまだ養成所生でしたが、とても気になる存在でした。
K メークもどぎついし、他で見たことないようなネタ、お客さんはウケているし。
D ライブでお会いしたことがあるくらいだったんですが、僕らの卒業のタイミングで声を掛けていただきました。
K 「後ろに二人付けてやるネタを考えたから、やってくれへん?」と言われ、すぐ「やりたいです」と答えました。

Q.with"B"への思いは?

K 僕ら自身も芸人なわけで、正直言って感情的には波があります。「このままでいいんかな」と思う時も。ただ、舞台に出るときは「3人でやっている」というプライドを持ってやっています。
D せっかく出させていただいているのでちょっと爪痕残してやろうという思いもありますが、やりすぎても駄目。バランスを大切にしています。一度、ブルゾンさんだけ呼ばれて僕らでない外国人を付けてテレビに出たことがあり、その時は悔しかったですね。
K その人たちにはできない細かい動きをしようとか、ブリリアンじゃなきゃ面白くないと言われたいとか思いました。ブルゾンさんも最初のうちは「付き合わせてごめんな」とよく言っていましたが、僕らと同じ思いでいてくれていると感じています。

Q.ブリリアンとしての今後のチャレンジは?

D 二人のネタでもっと世に出られるようにして、賞レースも狙っていきたいです。
K やはりまずはお笑いとしての二人の力を付けていくことだと思います。

Q.静岡のみなさんにメッセージをお願いします。

D もっとみなさん地元で買い物をしましょう! 古くからのお店がなくなってきていると聞いたので。ネットショッピングばかりせず...。
K ちょっといいですか。自分が一番してるでしょうが! ちょっと時間があればポチポチポチポチ!
D そうだね(笑)。静岡でのテレビの仕事も増えたので少しでも地元に恩返しできたらと思っています。応援よろしくお願いします!

PROFILE

ワタナベエンターテインメント所属。2016年、ワタナベコメディスクール卒。▽コージ=徳田浩至、写真左 1987年12月20日、大阪府生まれ。趣味は一眼レフカメラでの写真撮影など。▽ダイキ=杉浦大毅、写真右 1987年6月19日、浜松市生まれ。特技は殺陣、日本舞踊、書道など。