スペシャル企画 | 2017.2月号

スペシャル企画

不動産広告はココをチェック!

マイホーム選びセンスアップ大作戦!

そろそろマイホーム? と思ったら(思わなくても)がぜん気になる不動産広告。上手に情報を集めるコツを、家づくりのプロ、明和住宅の菊池昭秀さんに聞いてみた。たくさん見比べて不動産センスを磨きましょ!

広告から住みたい街の相場観がつかめる!

不動産が欲しいと思ったら、希望する街の情報をしばらく観察して価格の相場観をつかむのが賢い方法。おおよその相場がつかめていると、いざ理想的な物件を見つけた時迷わずチャンスをものにできます。地域ごとの相場が把握できて、住みたい街や予算が決まったら、信頼できる不動産屋さんに一度相談を。まだ広告に載せていない情報もいろいろ紹介してくれるはずです。

相場より高い物件、怪しくない?

相場より極端に高い、あるいは安い場合は、何らかの理由があるはず。例えば住宅密集地の中の広い角地など、同じ街でも条件の良い物件は周りより格段に高くてもすぐ売れてしまうことも。売土地は一期一会ですから、その場所が気に入ったのなら財布と相談を。逆に、極端に安いものの中には、過去にそこで事故が起きたなど、「心理的瑕疵(かし)あり」と表記された物件がまれにあります。3割以上安くなっていることも。気にならなければ検討してみては。

南向きにこだわると損!?

実際に物件を見て回ると分かるのですが、西向きだけど日照条件は抜群だとか、南向きでも周辺環境によってイメージと違う物件もたくさんあります。「南向き」という情報にこだわりすぎて選択肢を狭めるより、気になったらぜひ現地に立ち寄って確かめてください。

「建築条件付」って不利じゃない?

たまに「建築条件付き宅地」と明記されている土地情報があります。これは要するに「この土地を買うなら建物の契約もお願いします」というもの。これは法律で制限されているものではないので、場合によっては条件が解除できることもあります。そこで明和住宅では「応談可」(相談できます)と記しています。その土地が魅力的なら「条件付」に惑わされず一度相談を。

「仲介」「売主」どう違う?

不動産に詳しくない個人間で不動産を売買すると、何かトラブルが起こった時に大変。そこで売主と買主双方の利益を考え、安全円滑に取引できるようにするのが仲介業者です。一方、広告主が「売主」の場合は、その会社が自社で物件を所有し、整地や土壌の改善などを行って質の高い物件になるようプロの目で管理しているという安心感があります。明和住宅は扱う物件のほとんどを自社で買い入れ、売主として責任を持って管理しています。

「用途地域」から街並みをイメージ

よく見かける「第1種中高層地域」などといった表記、これは土地の「用途地域」と言われるもの。この地域では飲食店が建てられないとか、この地域ならパチンコ店が建てられるなどといった建物の制限が法律で定められています。用途地域によって街並みの雰囲気が違うので、希望する街の環境と照らし合わせてみると面白いですよ。

教えてくれたのは...明和住宅・菊池昭秀さん

取材協力/明和住宅

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