スペシャル企画 | 2018.9月号

スペシャル企画

はっけん、100年ロマン

ヤナセ静岡の巻

日本は創業100年を超える企業が3万社以上もある、世界でも類を見ない老舗企業大国。静岡県内でも今年創業100年という企業は42社を数える。長寿の秘訣はどこにあるのか研究対象にもなっており、この100年の間に大きな戦争を経たものの、以後、長く平和であることは大きな要因の一つだという。100年企業の魅力に迫る「はっけん、100年ロマン」。中部地区に二つの拠点(静岡市・藤枝市)を持つ本社創業1915(大正4)年のヤナセ静岡を訪ねた。

ヤナセ号

メルセデス・ベンツを目には見えない心の花を大事にしている人たちにお届けしたい。

 ヤナセといえばメルセデス・ベンツ。輸入車販売の草分け的企業である。そのヤナセが創業7年目に日本初の純国産車「ヤナセ号」を製造販売したことはあまり知られていない。当時は国内に自動車が1,000台あるかないか。まさに草分けとしてのチャレンジだった。その後、日本の高度成長に歩調を合わせるかのように、1952(昭和27)年いよいよメルセデス・ベンツの輸入販売をスタートしている。
 今ヤナセは「車はつくらない。車のある人生をつくる」というキャッチフレーズを掲げている。100年の歴史をみると、車のある人生をつくろうと挑戦し続けてきた話題が満載だ。例えば、創業時は専属運転手が常識だったことから、運転手付きで車を販売。さらに運転手の育成にも力を注ぎ、およそ2,000人が巣立っていったと2代目社長梁瀬次郎氏は回想している。1959(昭和34)年にはガレージ付きアパートを「モーパート」というかわいい名前で全国展開することを構想し、東京都目黒区に第1号を完成させたこともあった。
 メルセデス・ベンツに貼られた、ひときわ目を引く「YANASE」のステッカーも梁瀬次郎氏の発案。一目でヤナセで買った車だと分かるから、販売店から離れたところでも、何かトラブルがあれば、ヤナセの社員が声掛けし、親身に対応できる。広告宣伝を狙ったものではなかった。企業の品格を感じさせるエピソードである。
 長寿企業を対象にした調査や書籍によると、最も大事にしていることは信頼、そして意外なことにトップダウンよりもボトムアップ型の企業が多いこと、さらに、時代の変化への対応力が高く、社員が企業全体を俯瞰する視点を持っていることも指摘されている。100年企業の知恵が私たちに教えてくれることは多い。

私たちが100年ロマンをつなげています。

営業のニューフェイス  猪俣 瞳さん

「メルセデス・ベンツには社有車で初めて乗りました。こんなに違うのかって本当にびっくりしたんです。運転しやすさが他の車とは全然違いました。入社して半年のまだ勉強中の私ですが、誇りある企業のメンバーとして胸を張れる、充実した仕事をしていきたい。女性の皆さまには、お子さまが生まれるなら安全なメルセデスを、お子さまが巣立ったならゆとりのメルセデスをと、もう絶対にオススメしたいです」

メカニックの全国大会出場  出雲翔馬さん

「世界の車の始まりがメルセデス・ベンツ、まさに車の中の車です。最近注目されている安全運転機能もメルセデスにとっては以前から当然のこと。子どもの頃から憧れの車でしたから、メカをやるなら伝統あるヤナセしかないと入社しました。点検や修理にかける時間が他のディーラーさんとは全く違う。神様みたいに尊敬できる先輩にも出会えました。メカニックとして幸せです‼ 」

MB国際認定セールス  白鳥恵司さん

「弊社のコーポレートスローガンである"車のある人生をつくる"って言葉が大好きなんです。メルセデス・ベンツは乗る人の生きるスタイルやポリシーのようなものにも影響を与えてくれる、そういう魅力を持ったすごい車だと思います。学生時代は理系専攻でパソコンと向き合う毎日でしたが、デジタルな世界よりも人と出会って学んで喜んでいただく、という今の仕事について、本当によかったと実感しています」

取材協力/ヤナセ 静岡支店・藤枝支店

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