スペシャル企画 | 2018.1月号
(続) 今年こそHAWAII
「本当は教えたくない…、でもみんなにも知ってほしい」。ハワイ好きの人たちがそんな思いで耳寄り情報を教えてくれるのは、日本人にとってアロハ・スピリットがそれほど居心地の良いものだからではないだろうか。
日本人による日本人のためのハワイ・ランキング111-HAWAII AWARD
最高賞はレナーズに！
昨年1月に投票をスタートした日本人による日本人のためのハワイ・ランキング「111-HAWAII AWARD」の結果がまとまり、昨年秋にホノルルのハレクラニホテルで表彰式が行われた。
3部門50のカテゴリー全ての中で最も票を集め、最高賞ベスト・オブ・シャカに輝いたのは、揚げパン「マラサダ」のレナーズ・ベーカリー（Leonard's Bakery）！
レナーズは1952年にポルトガル移民の子孫がオープンした歴史あるベーカリー。支持を集めたポイントは、いつ行っても揚げたてホカホカ、外カリッ中フワッが味わえる幸福感ではないだろうか。レナーズのマラサダはロコ（地元の人）にも旅行者にも大人気のおやつなのだ。
ハワイアンフードとローカルフード
「食の交差点」とも呼ばれるハワイ。先住民から受け継がれるハワイアン文化、米国統治によってもたらされたアメリカ文化、他国からの労働者流入による移民文化...と現代ハワイの多様性を象徴しているのが「食」だ。ハワイアンフードとはタロから作るペースト状の「ポイ」や、タロの葉でくるんだ蒸し料理「ラウラウ」などポリネシアやハワイ伝統の料理のことで、「マラサダ」や汁麺の「サイミン」、漬け魚の「ポケ」など移民による料理が混ざり合って進化したものは「ローカルフード」と呼ばれ区別されているそう。
各カテゴリーのベスト３を一冊に
「111-HAWAII AWARD」に寄せられた25,000票以上のランキング結果をまとめた公式ブック（静岡新聞社発行）。グルメ、お土産、ツアーなど各カテゴリー上位3位までのお店・商品を紹介する。総合ランキングとハワイ在住者ランキングの比較やハワイ在住者によるおすすめポイントなど、現地ならではの情報付き。アンバサダーMayaさんのインタビューも掲載。
