スペシャル企画 | 2017.7月号

スペシャル企画

家康の足跡を 探して歩こう

歴史を知れば風景が変わる

唐突だけど、7月は徳川家康が大御所となって駿府、つまり静岡に“Uターン移住”した月なんだそう。その頃どんなまちだったのか、駿府城ってどんな存在だったのか。気になって観光ボランティアガイド「駿府ウエイブ」を訪ねた。「静岡ってお城もないし街なかに古い家並みもないし…」と物足りなく思っている歴女の皆さん必見。いざご一緒に歴史探訪。

権威を物語るまち

 お話を聞いたのは駿府ウエイブ企画部長の大場江理登さん。「確かに静岡は大火や大空襲によって宿場や城下町の面影がなくなってしまいましたが、町割を頼りに歩き、古い町名や寺社の由来からイメージを膨らめるのも面白いですよ」と謎解き的楽しみ方を勧めてくれた。
 例えば、安倍川を渡って市中に入ることを想像する。江戸時代初めに東海道は本通りから「新通り」に移された。これは、真正面に富士山を背景にした駿府城天守閣の威容を見せるため。さらに、そこから現在の昭和通りの手前で街道は右へ。曲がって次に目に入るのは、宝台院の大伽藍(がらん)、という演出だ。宝台院は家康の側室で二代将軍秀忠の生母・お愛の方の菩提寺(ぼだいじ)。「技術の粋を集めた大建築に駿府を訪れた人は『さすが大御所さまのお膝元』と感服したはずです」(大場さん)

城マニア注目の天守台

 権威の象徴だった天守は、高さが推定 mあったというからビルで考えると14〜 階建ぐらいだろうか。ところが1635年に火災で焼失、造営からわずか 年で姿を消してしまったそう。以来、天守台を残すのみだったが、それも明治時代に陸軍施設建設のために壊され埋められてしまった。
 今、その天守台跡に熱い視線が注がれている。120年ぶりの発掘が行われているのだ。大場さんは「見学には県外から城マニアがやって来ますよ。築城当時の石の切り方、積み方が見られるから貴重なわけです」と教えてくれた。
 天守は公園の中央と思い込んでいたが、そこには実務を行う本丸と二の丸があったそう。ううむ、知らなかったことばかり。「私も退職後にガイドになるために学び、驚くことばかり。知ると人にも伝えたくなるものですよね」と大場さん。歴史散歩は見慣れた街に静かな興奮を覚える大人の探検なのだ。

超ドSフェスタへGO!

皆さんもいつもの風景が違って見える謎解きの街歩きをしてみては?
8/19(土)・20(日)、駿府城公園を舞台に開催される「超ドSフェスタしずおか」の四つの柱のうちの一つは「カルチャー」。駿府ウエイブのみなさんと駿府城公園とその周辺をめぐる歴史散策も行われるのでぜひ参加してみて! 詳しくは超ドSフェスタしずおかホームページをチェック!

コラボスイーツ始動‼

astenとSBSテレビ「soleいいね!」と魔法のケーキ屋さん「ぷるみえーる」がコラボして女子好みのかわいいスイーツを企画中。超ドSフェスタしずおかにも出店するので、街歩きの後はひんやりスイーツで涼を取ろう!

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