スペシャル企画 | 2018.7月号

スペシャル企画

家を買った後のマネー計画大作戦!

買う前に知っておきたい!

憧れのマイホーム購入は、ワクワク夢膨らむ♪でも実は、買った後もずっと楽しいかどうかが大事。思わぬ住宅費で毎月カツカツ、なんて困ったことにならないためのコツは?住宅のプロに聞いてみました。

Q:土地・建物の価格以外に、初期費用はいくらかかる?

A:諸経費に加え、引越しや家具家電購入の費用も必要です
土地・建物を購入する時にかかる諸経費は、合計すると無視できない額。加えて、引越し費用、新居の家具や家電、カーテンなどの購入費用もかかります。住宅ローンを組む時には土地・建物代金だけでなく、これらの総額を考えて借り入れることが大切。新居の暮らしを楽しむためにも、手持ちのお金はある程度残しておきましょう。

Q:将来のメンテナンス費用はどのくらい必要?

A:10年後に100万~200万円という説も!
一般論ですが、一戸建て住宅のメンテナンス費用は新築から10年で100万~200万円、30年経つと500万~600万円かかるといわれます。ただ、こまめに手入れしていれば費用節減も可能。例えば屋根を陶器瓦にするなど、耐久性の高い家づくりをしている住宅会社を選べば後が安心です。また入居後は、生活費とは別の通帳に修繕資金を少しずつ貯めておくのも一つの方法です。

Q:固定資産税ってやっぱり負担?

A:住宅費として計算に入れておくのが◎
地価が高い土地ほど、また面積が広いほど固定資産税は高くなります。さらに建物にかかる固定資産税は最も資産価値が高い新築時が一番高くなります。静岡市内の一般的な一戸建て住宅なら、概ね10万~13万円ほど。毎年のランニングコストとして計算に入れておきたい金額です。

Q:住宅ローンの負担を減らすコツは?

A:住宅ローンアドバイザーに相談を
夫婦共働き向けのローンなど、金融機関によってさまざまな商品があるので、金融機関に相談する前に住宅会社などの住宅ローンアドバイザーから情報収集するといいでしょう。また、消費税が上がる前に買うべきかどうかですが、もし欲しい物件が決まっているとか建て替えを考えているなら、増税前がベターかも。ただ、物件探しを妥協してまで買い急ぐ必要はありません。思い立ったら情報収集を始めて、納得のいくマイホームを。

明和住宅
宅地建物取引士
住宅ローンアドバイザー
細野哲平さん

取材協力/明和住宅

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