スペシャル企画 | 2020.2月号
魅惑のショコラプロムナード
松坂屋静岡店バイヤー・武田さん厳選
今年も世界から個性豊かなチョコレートが集結するシーズンが到来した。バレンタインスイーツの魅力は一体どこまで広がるの?!今年も松坂屋静岡店のショコラプロムナードを訪ね、トレンドや注目をキャッチ!

一口で感動に震えさせてくれる逸品が静岡にいながら手に入るのはやはりこの時期ならではの楽しみ。CRIOLLO、PIERRE MARCOLINI、CACAO SAMPAKAなど、ショコラティエやショコラテリアの愛にあふれた一箱はまずは「自分用」に押さえておきたい。
さらに今年のショコラプロムナードの特徴は、チョコレートを使った多種多様なスイーツが充実していること。a.パティスリーモンシェールのパイクッキー、b.ベイクドマロウの焼マシュマロサンド、c.PRESS BUTTER SANDのバターサンド〈黑〉など、チョコを起点に全世代・全方位の品ぞろえだ。
第三のチョコとも第四のチョコとも言われ、昨年から話題の「ルビーチョコレート」にも注目。今年はさまざまなブランドがルビーチョコを使った商品をラインアップしている。鮮やかなピンクは希少なルビーカカオ豆から生まれる天然の色。そのフルーティーさを味わってみたい。


注目その1 進化する静岡ブランド
武田さんが真っ先に挙げたのは、静岡県内のブランドの個性豊かなチョコレートの競演。d.quatre epice(キャトルエピス)は富士市のアトリエショコラをリニューアル。e.ななやは昨年末、「インターナショナルチョコレートアワード2019年」ワールドファイナルで入賞し、さらにチョコレート製造に力を入れている。静岡市のクラフトチョコレート専門店f.Concheは駿河区から葵区七間町に移転。オープンとほぼ同時にショコラプロムナードへの出品となった。
「後から振り返った時に静岡におけるチョコレート界のエポックメーキングな年となるのでは」と武田さん。県内ブランドは、もはや「地元枠」ではなく、「ショコラプロムナードの核」という。

注目その2 新感覚のイートイン
バレンタインが「贈る」から「楽しむ」ものに変化していることを象徴しているのが、イートインの充実。松坂屋地階で人気のティースタンドg.UNSUIは新たに開発した黒糖タピオカチョコレートを提供する。お茶の香にチョコレートの甘さ、タピオカのもちもち、ラズベリークランチのサクサク...、と多彩な感覚に、試食した武田さんも思わず「おもしろい」とうなる。御殿場高原 時之栖のh.ノルマンディー ショコラは大人な色合わせのソフトクリーム。ビーントゥバーのチョコレートを使ったビターなソフトクリームとルビーチョコのソフトクリームを味わえる。
老舗i.GODIVAのバレンタイン限定アイスバーは、オーダーを受けてから完成するアートな一品。この機会をお見逃しなく!

松坂屋静岡店のショコラプロムナードは本館8階大催事場で2/14(金)まで。掲載商品は数量に限りがあるものもあり品切れとなる場合もあるので早めのチェックがおすすめ!

松坂屋静岡店 営業部
食品担当
バイヤー 武田一男さん
取材・撮影協力/松坂屋静岡店