ライフ | 2018.3月号
ハンバーグのかぶら蒸し風
カブ
静岡県内あちこちで作られているカブは、3月にかけてが旬。春先のカブは甘みが強いのが特長。大きいものは甘酢やかぶら蒸しに、小さいものは漬物や煮物にと使い分けたい。きめ細かく優しい素材の風味をシンプルに味わって。
大根めし
材料/4人前
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カブ : 大2個(500g)
春キャベツ、ニンジン、三つ葉 : 各30g
シイタケ : 1個
薄口しょうゆ : 小さじ1/2
卵白 : 1個分
片栗粉 : 少々
ユズ、ワサビ : 少々
ハンバーグ
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合いびき肉 : 300g
タマネギ : 100g
パン粉 : 8g
ケチャップ : 小さじ1/2
小麦粉 : 5g
塩・黒こしょう : 各少々
卵(黄身) : 1個分
水 : 大さじ2
割り下あん
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だし、しょうゆ、酒 : 各60cc
みりん : 120cc
片栗粉 : 10g
水 : 大さじ2
1
タマネギをみじん切りにし、合いびき肉、パン粉等ハンバーグの材料をすべてボウルに入れ、よくこねるように混ぜ合わせる。4等分にしてフライパンで両面を約6~7分焼く。
2
カブはすりおろし、軽く水気を切る。春キャベツとニンジンは適当に切り、電子レンジ500wで2分加熱する。割り下あんの材料を火にかけ、水溶き片栗粉でとろみをつける。
3
泡立てた卵白、②のカブ、野菜、薄切りのシイタケ、片栗粉をすべて混ぜ、電子レンジ500wで2分加熱する。①のハンバーグを皿に盛り、割り下あんをかける。カブをのせ、おろし金ですったユズとワサビ、ゆがいた三つ葉を飾る。
POINT|水を加えてふっくらジューシーに
今月の先生 内田 晃博
●葡萄の丘草薙店シェフ
tel:054-204-9311
ハンバーグは水を加えることで、ジューシーな仕上がりになります。肉が冷たい状態を保つよう、素早くしっかりこねて下さい。カブに混ぜる野菜は、これからの季節ならアスパラなどでもいいですね。和食は難しいと思われがちですが、ポイントを押さえることで、気軽においしく作れますよ。